2022年は、皆さまにとってどんな1年だったでしょうか。
2023年を、どんな期待を持って迎えられたでしょうか。
福岡ジョブサポートの2022年は、“新たな一歩” の年でした。
9月に、「相談支援事業所プラッツ」と「はたらく大人に フィット県庁前」「障がい者のはたらく拠点ジョブサポート馬出」が、博多区千代から東区社領へ移転しました。
発端は、立ち退きや競売にかかるなど、家主の事情でしたし、なかなか移転先が見つからないなど、大変苦しい思いもしましたが、結果的には「障がい者のはたらく拠点ジョブサポート郷口」から徒歩2分という近さに全事業所が集まることになり、いろんなメリットが生まれてきそうです。
例えば、
「はたらく大人に フィット」の就労継続支援B型事業の利用者さんが、年初めの目標に「ジョブサポート箱崎に行って就職する」と書かれていたのは、隣の部屋の就労移行支援事業所「ジョブサポート箱崎」のスタッフやトレーニングの様子を、身近で見るようになったことで、将来の展望を明確に持たれたのでしょうし、就労継続支援B型事業所「ジョブサポート郷口」の利用者さんが、近くになった「ジョブサポート箱崎」へ見学に行き、体験実習に進んだ方も出てきました。
また、「ジョブサポート郷口」から就職を目指して支援していた利用者さんを、「ジョブサポート箱崎」のスタッフが協力して支援し、見事採用につながったケースも生まれましたし、「ジョブサポート郷口」で、受注作業が「納期に間に合わない!」というSOSに、他の事業所のスタッフが応援に来て、「間に合った!」という連携も、近くになったからこそで、これまでにないことでした。
「ジョブサポート箱崎」から就職された中には、“月に4日、1日3時間勤務” という超短時間雇用の事例も生まれて、多様な雇用の一端を切り開くことができましたし、「相談支援事業所プラッツ」は、幅広い相談に対応しながら、情報の発信や収集の最前線としても動いています。
2023年も “働きたい” 誰もが、お一人お一人のチカラを活かして働くことができるよう、5つの事業がそれぞれの機能を強める努力とともに、連携して福岡ジョブサポートの “新たな一歩” を二歩三歩と進めていきたいと思っておりますので、引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。